卒業シーズンですね。
卒業する子ども達に、子ども達に伝えたい絵本があります。
読み聞かせは、一番想いを伝えられる方法でもあります。
長いこと読み聞かせをしていると、
「高学年になにをよんでいいかわからない」という声をよく聞きます。
でも、高学年にこそしっかりした内容のお話が読んであげられると思っています。
今回は、高学年のお話会に読んだ二冊を紹介します。
「ともだち」太田大八/作
小学校の頃、
ケンカが強かった子、
計算が得意だった子、
人を笑わせるのが得意だった子、
絵を描くのが得意だった子、
サッカーが上手で勉強もできた子
いろんな友達がいました。
20年後、どんな大人になっているかというと・・・
自分の未来の姿を想像してしまうような絵本です。
もう一冊は、絵本というよりは、お話です。
「バタフライエフェクト~世界を変える力」
チョウが羽を動かすと、空気中の微粒子を動かし、巡り巡って、
地球の裏側で竜巻を発生させるという理論。
それは、物質だけではなく、人にも言えることなのです。
あなたのすることは重大な意味を持っています。
あなたのちょっとした行いが、巡り巡って、
あなたは社会に貢献するために生まれました。
あなたには、世の中を変える力が秘められています。
もしかすると、あなたの今日の行為がきっかけで、
世界中の数百万、数十億人の生活を
変えることになるかもしれないのです。
あなたの心臓が鼓動していること自体に意味があるのです。
あなたの行為は、
未来を永遠に変えるだけの力を持っていることを知っておいてください。
あなたが、世界を変える力を持っているのです!
あなたには、世界を変える力があるんだよ。
あなたが未来を作っていくんだよ。
どんな道に進もうと、結果は後からついてきます。
自分の可能性を信じて、今を一生懸命生きて欲しいと思います。
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さっちゃん
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